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虚栄心が強い男の末路|元・見栄っ張りが語るリアル


俺、完全に”虚栄心の塊”だった

数年前の俺は、まさに「虚栄心の強い男」そのものだった。

デートは必ず表参道か恵比寿の予約困難店。服はハイブランド。SNSには”映える”写真しか載せない。彼女を友達に紹介するときも「綺麗だろ?」が第一声。

…今こうやって書いてるだけで、背中にじわっと嫌な汗が滲んでくる。

でもあの頃の俺は、本気でそれが「モテる男の条件」だと信じてた。いや、信じたかったんだと思う。だって、素の自分に自信なんて1ミリもなかったから。


そもそも虚栄心って何なのか、勘違いしてないか?

虚栄心=ナルシスト、みたいに思われがちだけど、ちょっと違う。

ナルシストは自分が大好き。でも虚栄心が強い人間は、実は自分が嫌いなんだよ。嫌いだからこそ、外側を飾りまくって「すごいね」って言われないと呼吸ができない。心臓が止まりそうになる、あの焦燥感。

俺の場合、職場で後輩に成績を抜かれた夜、手が震えてスマホを落とした。悔しいとかじゃない。「自分には何も残ってない」っていう底なしの恐怖。あの感覚、虚栄心の正体そのもの。

他人の評価でしか自分の価値を測れない。だから常に「外からどう見えるか」に命を懸ける。恋愛も例外じゃなかった。


俺がやらかした”3つの最悪パターン”

ここからは、当時の俺の行動を振り返る。マジで恥ずかしいけど、同じ轍を踏んでほしくないから書く。


① 彼女を”アクセサリー”にしていた

付き合っていた彼女のことは、好きだったと思う。でも今振り返ると、「好き」の中身がおかしかった。

友達の飲み会に連れて行って「いい子じゃん」って言われたときの、あのドヤ顔。胸の奥がカッと熱くなる、あの快感。完全に彼女を”自分の評価を上げる道具”にしてた。

彼女が地味な服を着て来たら、露骨に不機嫌になった。「もうちょっとオシャレしてよ」って。(今思い出すと胃がキリキリする)

ある日、彼女がポツリと言った。「私って、あなたのアクセサリーなの?」

…その瞬間、耳がキーンと鳴って、何も言い返せなかった。


② 自分の話しかしない”プレゼン男”

デート中の会話? ほぼ俺のターン。

「今回のプロジェクト、俺が主導でさ」「部長にも褒められて」「同期の中じゃ一番評価高いと思う」

…書いてて吐きそう。でも本当にこれを延々と話してた。

逆に彼女が仕事の話をすると、スマホをチラッと見てしまう自分がいた。興味がないんじゃなくて、”自分の話じゃない時間”に耐えられなかったんだろうな。

彼女の目から、だんだん光が消えていくのは感じてた。でも見て見ぬフリをした。認めたら、自分のプライドが崩壊するから。


③ 感謝を”取引”にしていた

誕生日に奮発してバッグを贈った。ブランドもの。かなり無理した金額。

彼女は「ありがとう」と笑ってくれた。でも俺の脳内では(もっと驚いてよ。もっと感動してよ。インスタに載せてよ)がグルグル回ってた。

翌日、彼女がSNSにアップしなかったことにイライラして、「あのバッグ、いくらしたか知ってる?」とか言っちまった。

彼女の顔が、スッと凍ったのを覚えてる。

プレゼントって愛情表現のはずなのに、俺にとっては「投資に対するリターン」だったわけ。最悪だよな。


結局、全部壊した

彼女とは別れた。というか、振られた。

「あなたといると、自分がどんどん小さくなっていく気がする」

そう言われたとき、頭の中が真っ白になった。駅のホームでぼーっと電車を3本見送った。風が顔に当たっても何も感じない。

あの言葉、今でも胸に刺さったまま抜けない。

でも、あの一言がなかったら、俺はたぶん今も同じことを繰り返してた。


虚栄心チェック|当てはまったら要注意

過去の俺みたいになってないか、ちょっと立ち止まって確認してみてくれ。

SNSに投稿するとき「いいね」の数が気になって何度も確認してしまう? デートの場所を選ぶ基準が「人に話したとき羨ましがられるか」になってないか? 彼女の成功を素直に喜べず、モヤッとする瞬間がある? 自分の失敗を絶対に認めたくない、話題をそらしてしまう? プレゼントや優しさに対して、見返りを無意識に期待してる?

3つ以上当てはまったなら、黄色信号。昔の俺と同じ道を歩いてる可能性がある。


変われたきっかけは”ダサい自分”を晒したこと

別れてからしばらく、何もする気が起きなかった。ブランド服を着る気力もない。SNSも開きたくない。

そんなとき、大学時代の友人と久しぶりに飲んだ。酔った勢いで「俺、虚栄心の塊だったわ」とポロッとこぼした。

友人の反応? 「知ってたよ(笑)」

…一瞬ムッとしたけど、その後に続いた言葉で目が覚めた。

「でもお前、素のままのほうが面白いじゃん。無理してキラキラしてる時期、正直つまんなかったぞ」

ガツンときた。

あぁ、俺が必死に作り上げてた”すごい自分”って、周りから見たら「つまんない奴」だったのか。頭をハンマーで殴られたような衝撃。

そこから少しずつ変わり始めた。


俺が実際にやった”虚栄心リハビリ”5つ

カッコいい方法じゃない。泥臭いやつばっかり。でも効いた。


SNSを2ヶ月やめた

投稿もストーリーも全部ストップ。最初の1週間は手が勝手にアプリを開こうとする。禁断症状かよ、と自分でツッコんだ。でも2週間目から、「誰かに見せるため」じゃなく「自分が楽しいかどうか」で行動を選べるようになった。あの解放感、ヤバかった。


「すごいね」と言われても”ありがとう”で止める練習

以前は褒められたら、そこから自分語りが止まらなかった。「いやそれだけじゃなくてさ…」って追加エピソードをぶち込む癖。

これを「ありがとう」の3文字で閉じる練習を始めた。最初は喉の奥がムズムズする。もっと話したい衝動を飲み込む。地味だけど、これがめちゃくちゃ効く。


相手の話を”最後まで”聞くルールを作った

会話中、相手の話を遮って自分の話にすり替える癖があった。意識して「相手が話し終わるまで口を開かない」と決めた。

すると不思議なことに、相手の表情が変わるんだよな。目がパッと明るくなる。「ちゃんと聞いてくれてるんだ」って安心した顔。あの変化を見たとき、胸の奥がじんわり温かくなった。こっちのほうが、ブランド品を見せびらかすより百倍気持ちいい。


ダサい趣味を解禁した

実は昔からプラモデルが好きだった。でも「オタクっぽい」と思われるのが怖くて隠してた。

思い切ってガンプラを買って、夢中で組み立てた夜。気づいたら4時間経ってた。誰にも見せなくていい、自分だけの時間。あの没頭感が、失ってた「自分軸」を取り戻す第一歩だった。


カウンセリングに行った

これが一番ハードル高かった。「メンタル弱い奴だと思われるんじゃ…」って虚栄心が最後の抵抗をしてきた(笑)

でも行ってよかった。自分の虚栄心が、幼少期の家庭環境から来てたことを初めて理解できた。父親に褒められた記憶がほとんどない。だから他人の評価でしか自分を認められなかった。

カウンセラーに「弱さを見せることは、強さですよ」と言われたとき、不覚にも涙が出た。待合室で鼻をすする30代男。ダサいけど、あれが転機。


その後の恋愛で変わったこと

今の彼女とは、ファミレスで初デートした。以前の俺なら絶対あり得ない選択肢。でも不思議と、ドリンクバーのコーヒーを飲みながら3時間笑い合えた。

「見栄を張らなくていい相手」と一緒にいるって、こんなにラクなのかと驚いた。肩の力がストンと抜ける感覚。

彼女が仕事で昇進したとき、素直に「すげえじゃん!」と言えた自分にビックリした。以前なら嫉妬で胸がざわついてたはず。あぁ、俺変わったんだな、って実感した瞬間。


虚栄心を手放すと、恋愛の質が激変する

見栄で固めた恋愛は、砂の城みたいなもの。外からはキラキラして見えても、波が来たら一瞬で崩れる。

本当の意味で人とつながるには、カッコ悪い自分もさらけ出す勇気がいる。それは怖い。めちゃくちゃ怖い。でもその恐怖を超えた先に、「一緒にいて安心できる関係」が待ってる。

もし今この記事を読んで、過去の俺と重なる部分があったなら。それに気づいた時点で、もう変わり始めてるんだと思う。

虚栄心って、脱げる鎧なんだよ。重くて息苦しいのに、なぜか手放すのが怖い。でも脱いだ瞬間、身体が軽くなる。呼吸が深くなる。

素の自分で勝負してみろ。案外、そっちのほうがモテるから。

…いや、モテるとかモテないとかじゃなくて。大事な人と、ちゃんと向き合える自分になれるから。

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この記事を書いた人

個人ブロガー男性

20代〜30代前半で、何度も振られて「俺はダメ人間だ」と落ち込んだ時期が長かった。
告白して「友達としては最高なんだけど」と振られた回数は片手で足りない。マッチングアプリでは「会うまではいけるが、2回目につながらない」
恋愛の成功より失敗が多い人生です・・・が、感情で片づけず、なぜうまくいかなかったかを後から分析するのが好きです。
恋愛がうまくいかない理由を感情ではなく構造で実体験ベースで解説します。

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